1994年,東京でラテンダンス選手権(山口和貴)

「1994世界プロフェッショナル・ラテン・アメリカン・ダンス選手権」が1994年11月20日、東京・駒沢オリンピック記念スポーツホールで開かれ、世界35の国・地域からやってきた56組のカップルが華麗な舞を競った。

チャチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブ……。選手は一回の競技で五種類の曲を二分ずつ踊る。赤や黒、金色など鮮やかなコスチュームに身を包んだ男女が、同時に何組も踊る姿は壮観だ。

一次、二次予選、準決勝と進むたびにほぼ半数ずつが振り落とされていき、決勝には六組が進んだ。

日本からは、1993年の全日本選手権チャンピオンである大竹辰郎・鈴木孝子組ら二ペアが出場した。二人は情熱的なラテン音楽のリズムに乗って生き生きと踊り、決勝進出を目指したが、残念ながら準決勝で負けてしまった。

鈴木さんが「楽しかったです」と満足そうな表情を見せれば、大竹さんは「もう一度、スタートから自分のダンスを見つめ直してみたい」とさわやかに再起を誓っていた。

優勝は、ドニー・バーンズ、ゲイナー・フェアウェザー組(スコットランド)。豊かな表現力で時に激しく、時にゆったりと男女の愛を表現し、観客を魅了した。二人はこれで11年連続優勝。バーンズさんは「日本の観客は静かだったので集中できた。今の自分に満足せず、これからも頑張りたい」と喜びを語っていた。

山口和貴

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